港南台から稲村ケ崎まで。約20kmのハイキング!

港南台から稲村ケ崎まで。約20kmのハイキング!

12月11日(日)、U-12の子どもたちは港南台から北鎌倉を通り、稲村ケ崎海岸までの約20kmを完歩しました!

合宿と違い今回はお母さま参加OKにしましたが、正直20kmというのは普段歩いていない人にとってはかなりキツイ、しかも山道なので。。。

参加してもいいけど自己責任で!という条件で参加いただきました。途中での離脱ポイントは12kmぐらいの北鎌倉駅。ここまでは何があっても歩いてもらわないと困ります。お母さんたちだけではありません、子どもたちもそうですが、コーチ陣も完歩できるかは不安でした。

港南台駅から北鎌倉を通って稲村ケ崎までのこのコース。実は数年前に鎌倉アルプストレイルランという山を走るバカみたいな大会が数回ありまして、それに数度参加してました。歩くのもいいかな?5、6年生ならイケるかな?とパッと思いついた次第です。

kamakura

結論から言うとお母さん以外は全員完歩したわけで。

この子たちはやっぱり持ってますね。ハイキングの前日や前々日に雨が降ったら山道がドロドロになるので中止するよ!とお伝えしてましたが、その週はずっと晴天が続きました。そして当日もカラッカラの良い天気、まさにハイキング日和になりました。我々は本当に晴れチームです。思い出しましたが天気という意味では合宿もとっても運が良かったですね。

今回もコーチ陣が楽しみにしておりました。結構前からハイキングをやりたい!と言ってましたが、公式戦や選抜の練習でなかなか調整つかず、今回も一週間前に「やるぞ!」とみんなにお知らせしました。いつも急で申し訳ございません!数日前からこんな歌が頭の中をぐるぐる回ってました。ドリカムの「晴れたらいいね」です。それではどうぞ!

山へ行こう 次の日曜

昔みたいに雨が降れば川底に沈む橋越えて

胸まである草分けて ぐんぐん進む背中を

追いかけていた 見失わないように

・・・・・・

・・・・・・

一緒にね いろんな話しよう

晴れたらいいね 晴れたらいいね 晴れたらいいね ♪

img_20161215_000004

さすがに雨が降ったら沈む橋はないです・・・いかがでしたでしょうか?(私はこの人が日本で一番歌がうまい人だと思ってます。)

7:30、いつもの西町公園に集合し根岸駅から港南台駅を目指します。8:00過ぎ、港南台からスタートです。数キロ歩くと山道に入ります。キレイな富士山が見えました!写真ないけど。

img_20161215_000121木漏れ日がまぶしい!横浜とは思えない木々に囲まれたこのコース。すれ違う人々に元気に「こんにちは!」「おはようございます!」とあいさつする子どもたち。まだまだ元気のようです。

お母さんも含め約30人のハイキング。分岐があるので迷わないように、それだけを気にしながら歩きます。コース知ってるの私だけだから。。。

5km過ぎたあたりから「今何kmですか?」と聞いてくる子どもたちが多くなってきました。すでに疲れ始めている子もいるのかな?いやいや、まだまだです。お母さんたちが遅れてきたようです。まあ、お母さんは気にしない。はぐれたら自力で何とかしてください!

img_20161215_000156

面白かったのは意外と手をつないで歩く子がいたこと。。。ま、まあいいか。上ったり下ったり、ひとり分の幅のみち、そして木の根が張り出している道。ズッコケている子もチラホラと。

スタートから2時間半、お腹が空いた!という声が。まだ10:30だけどちょうどいい広場があったのでランチタイムにいたしました!トンビに注意ですぞ!

img_20161215_000229

お弁当、おやつ自由!これがうれしかったみたいです。学校では金額が決まってますからね。すれ違うおじさまおばさまに話しかけられながら、子どもたちはぐんぐん進みます。後ろのお母さま方がとっても心配です。あと何キロで北鎌倉?とキツそうな顔で聞いてきます。

「あとひと山越えないとねぇ・・・」「えー!もうひとつあるのー!」

そんな会話ばかりでした。そして住宅街を抜け北鎌倉駅に着き、数名のお母さまはドロップアウト。帰る方、そして稲村ケ崎まで先回りする方と・・・。子どもたちも数人ここで悩んだ子もいたようですが、何とか歩き続けたようです。きっとリタイヤしたら後悔をしていたでしょう、結局はみんな完歩できたんだから。

img_20161215_000346

葛原岡神社で恋みくじをひく。こういう年齢ですね、恋の悩みもあるのでしょうか?魔去る石に小さなお皿を投げて(100円)割る。ここでも少し休憩です。あとひと山越えよう。14kmを越えたところぐらいからみんなも元気になってきました。ゴールがなんとなくもう少しと感じていたのでしょうか?

img_20161215_000416稲村ケ崎小学校手前、疲れたところで長ーい階段がありました。上がったところでパチリ。みんな元気だねぇ。

あと少し、あと少し。なんとしても暗くなる前にゴールしなければ!意外と速いペースでみんな歩いています。ずっとついてきているお母さんも頑張ってますね。靴ズレ、転倒によるケガ人も出ましたが歩けないことはない。最後まで、最後まで。

img_20161215_000447

20km。15:00過ぎ、稲村ケ崎海岸に到着です。ゴールの感動に酔いしれる子どもたち。デートの若者たちを横目にみんなでワイワイはしゃぎます。北鎌倉からは速かったようですね。北鎌倉までがキツかったとのこと。先が見えない、終わりが見えないのはやっぱり疲れるみたいです。こういうのも勉強になります。

今回なぜハイキングをしたか。6年生もあと数か月で思い出作りも理由の一つですが、それが一番の目的ではありません。

これから受験の子、ジュニアユースのセレクションを受けている子、そして最近ずっと公式戦が続いたので少し精神的な疲れが出ていた子もいました。それじゃあちょっとサッカー忘れてみようか!と。

サッカーチームですがサッカーばかりする必要はないと思っています。たまには違うことをやって、そして「やっぱりサッカーやりたい!」って思ってもらうこと。やっぱりサッカーが好きなんだ!ってのを少し休んで再認識してもらいたかった。案の定帰りの電車で「一日サッカーやってないとなんかやっぱりやりたくなる!」って言っていた子がいました。

それだよ。

受験勉強もそう、きっと勉強ばかりじゃダメなんだよ。遊んで遊んでそして「あ、勉強だ!」って思えた方がいいじゃないか。

サッカーだけじゃない、みんなでこうしてたまには違うことをやってみる。森の中を歩いてちょっとはリフレッシュになったんじゃないかな?そしてチャレンジして完歩できたという小さな成功体験。これが今後の子どもたちの何かに役立てばと考えております。

お母さんも頑張りました。ゴールでの飲んだ○ー○が美味しかったですね。子どもたちは海で遊んでました。やはりびしょびしょになった子もいたという。やっぱりバカですねぇ。

でもそんな子どもたちが大好きです。期待を裏切りません。

そして、ハイキングに参加したお母さまがみんなの写真を集めてこんな動画を作ってくれました!色々思い出します。ステキです!

ナオト・インティライミです。素晴らしいものを作ってくれました。ありがとうございます。

卒業の時も期待してます。。。

さて、次は何しようか?

わんこそば大会考えてます!

楽しみにしていてください。

以上