ノッポさんから「お父様お母様へ」(昔小さかったみんなへ)

ノッポさんから「お父様お母様へ」(昔小さかったみんなへ)

ノッポさんから「大きくなった、みんなへ」というメッセージがあります。

みんな、とは今サッカーをしている子どもたちではありません。そうです、今これを読んでいるお父さんお母さん!我々のことですよ!

NHKの工作番組で一言もしゃべらず相棒のゴン太君(ウホウホ言うやつ)と一緒に色んなものを作るあの番組「できるかな」に出てくる人です。
でっきるかな でっきるかな はてはてふふー♪ ってやつですね。懐かしいです。

お若い方々は知らないかもしれませんね。私が小さいころ30年以上前でしょうか、ノッポさんが色んなものを作るから楽しい訳ですよ。しかもノッポさんが何かを作る時は材料がちょうどよい大きさに切られていて、しかもセロハンテープとかもカットしてあってノッポさんはそれをドンドン組み立てていくんです。

あのすでに用意されている材料でものづくりをしている手際の良さにジェラシーを感じながら観ていた方も多いのではないでしょうか?

今日はそんなジェラシーの話ではありません。

ノッポさんからのメッセージです。(ノッポさん、しゃべります。

どうですか?グッとくるでしょ。

子どもと一緒にものづくりをすることは楽しい、そして大事だと。

今コーチをやられているお父さんお母さん。どうですか?お子さんと一緒にサッカーをすること。楽しいですよね。小学校時代を一緒に過ごすこと、ヒマワリのように日々ぐんぐん成長する彼らを見ること、一緒にいることはとっても楽しいし大事なことだと思います。

私は小さいころサッカーと野球をやってました。その頃のコーチは今での忘れません。あんなコーチ、こんなコーチがいたな、こんなこと言われたなとか。

ゴン太君

我々コーチはプロではありません。なので(私は)サッカーを教えるなんてことはできません。コーチの役割ってなんだろう?っていつも思ってます。

まあ、それを話すと2時間ぐらいかかりますのでまた今度にしますが、子どもたちに「サッカーって楽しいな!」て思ってもらうことが我々の一番の役割ではないでしょうか?

であれば子どもたちに怒鳴ったり、違うよ、なんでできないの!お前のミスだぞ!なんて声はあり得ないですよね?たまに相手チームのコーチ陣が怒鳴り散らしているのを見かけますが心が痛くなります。。。

失敗しても、試合に負けてもサッカーは楽しいんだよ。松岡修造ではありませんが「失敗、全然OK!」って堂々と言ってあげることが大切ですよね。

楽しいことを伝えるにはコーチも楽しまなければなりません。だから楽しいことを考える。一緒にサッカーをやって子どもに負けたりしたら「コーチ弱えぇ」とか言われながら。。。(負けてやった理由も知らずに・・・)

そして彼らが我々ぐらいの年になり、子供ができ、そしてコーチになって・・・どんなコーチになるんですかね?

その時に「あの時のコーチみたいに・・・」って思ってもらうこともひとつの楽しみなのかもしれません。

あの時ガキだった我々が自分の子供とサッカーをしている。とても感動的だと思いませんか?

ノッポさん。ありがとう。俺は子どもと一緒にサッカーしてるのが本当に楽しいよ。